AIでシナリオ書いてみた(第1回)

YouTube「もふTRPGちゃんねる」1/31(水)配信

【新企画】AIでシナリオを書いてみる(「ChatGPT」でTRPGのシナリオ) (youtube.com)

 

上記の配信企画の成果物をこちらのブログに残しておきます。

 

タイトル『呪われた絵画』

 

プレイヤーは美術館の夜警の職に就く。
初日に館長から絵画の呪いについての噂を聞かされる。
どうせジョークだろうと思って聞き流していたが、実際に夜に館内を巡回していると、怪奇現象に遭遇してしまう。

危険を感じたプレイヤーが逃げようとすると、一枚の不気味な絵画の中の世界へと飲み込まれて行ってしまう。


それは絵画の作者が子供時代に体験した恐怖の場面を描いた絵画だった。

プレイヤーは絵画の中の世界で理不尽な支配者に出会う。
そしてその支配者からの絶え間ない暴力に晒されて逃げ続けなければならなくなる。
しかし、その逃亡の中で次第に次のような情報を得ていく。

・恐怖の支配者は、この絵画の作者と同一人物である
・彼自身もまた同じような暴力の恐怖に晒され続けていた
・彼は同級生からのいじめに苦しんでいた

プレイヤーは一人の大人として、彼が子供時代にいじめっこに対してどうふるまえばよかったのかを示すことができれば、絵画の呪いが解かれて、外の世界へと脱出することができる。

うまく脱出できると、館長に一人前の警備員だと認められて、褒められる。

 

おわり

 

<AIを使ってみた感想>

シナリオとして大まかな展開はできており、このあとしっかり肉付けすれば、それなりにTRPGのシナリオとして使えるのではないでしょうか。

しかしながらAIの示すままにそのアイデアを進めていくと、割と凡庸な仕上がりになってしまう印象です。

また、短時間でたくさんのアイデアがAIから出てくるのは一見作業が楽なようですが、そういったたくさんのアイデアに振り回されて作品の本筋を見失ってしまうと、かえってシナリオ作りが迷走し遠回りをしてしまう危険性があると思います。

シナリオ作者は最初にしっかりと自分のゴールを定めて、AIにふりまわされずに必要そうな情報だけアウトプットさせるように適切な質問を選んでいく努力が必要かもしれません。